MCP インターフェース(TogoMCP)
TogoMCP は、DBCLS が開発した Model Context Protocol(MCP)サ
ーバーです。LLMベースのAIエージェントが、RDF Portal に収録されている幅広いライフサイエンスデータベースにシームレスにアクセスできるようにします。
TogoMCP を通じて、Claude、ChatGPT、Gemini などのAI利用者は、SPARQLやデータベース固有のスキーマの知識がなくても、自然言語を使って複雑な生物学データを検索、探索、統合しやすくなります。
MCP サーバーエンドポイント: https://togomcp.rdfportal.org/mcp
主な特徴
- マルチデータベースアクセス — UniProt、PubChem、ChEMBL、PDB、Reactome、ClinVar をはじめとする20以上の統合データベースから、タンパク質、遺伝子、化学物質、疾患、パスウェイなどを単一のMCPエンドポイントで検索できます。
- SPARQL・RDFベース — セマンティックWeb技術に基づいて構築されています。TogoMCP は RDF Portal の SPARQL エンドポイントに対するクエリ生成を容易にすることで、データセット間の豊富な相互参照を活用した正確で構造化されたデータの取得を可能にします。
- ID変換 — TogoID を活用し、65以上の生物学データベース間で
識別子を変換します。セマンティックな関係アノテーション付きのカテゴリ横断変換(例:疾患ID → 遺伝子ID)にも対応しています。
- AI対応 — AIエージェントからの利用を前提に設計されています。Claude Desktop、ChatGPT、Gemini CLI を始めとするリモートMCPサーバーにアクセス可能なモデルであれば利用可能です。バイオインフォマティクスの専門知識は不要で、自然言語でデータを探索できます。
利用可能なツール
TogoMCP は、以下のカテゴリに整理された豊富なツールセットを提供しています。
- データベース・情報 — 利用可能なデータベースの一覧表示、メタデータスキーマ(ShEx)の
取得、SPARQLサンプルクエリ、名前付きグラフの確認。
- キーワード検索 — UniProt、ChEMBL(分子・ターゲット)、PDB、Reactome、Rhea、MeSH をキーワードで検索。
- SPARQLクエリ — ポータル内の任意のRDFデータベースに対してカスタムSPARQLクエリを実行。
- ID変換(TogoID) — データベース間の識別子変換・検索、利用可能な変換ルートの確認。
- NCBI E-utilities — NCBIデータベース(Gene、Taxonomy、ClinVar、MedGen、PubMed、PubChem)のレコード検索・要約・取得。
- PubChem固有 — 化合物IDの検索、詳細な分子記述子の取得。
利用方法
TogoMCP は、数ステップでAIアシスタントに接続できます。Claude Desktop、ChatGPT、Gemini CLI のセットアップガイドが用意されています。
詳しいセットアップ手順、利用例、利用可能なデータベースとツールの完全なリスト、および補完的なMCPサーバーの情報については、TogoMCP ウェブサイト をご覧ください。
ソースコードはGitHubで公開されています: dbcls/togomcp